網地島? - All about Ajishima
網地島の紹介
網地島の概要
牡鹿半島の最西端、かつて世界有数の捕鯨基地であった鮎川港から海上約4kmに位置する網地島は、夏には多くの海水浴客で賑わう網地白浜海水浴場が開設され、日露史上初の交易地として知られる風光明媚な自然を満喫できる温暖な島です。 島の中央部には閉校した中学校を改修した野外活動施設「島の楽校」があり、各種活動メニューを用意しています。 また、同様に閉校した小学校を改修し、民間の医療法人が運営する病院と福祉施設を開設しており、医療・福祉面も充実しています。
人口 (国勢調査人口・各年10月1日時点)
平成 2年 1,021人
平成 7年 714人
平成12年 555人
平成17年 493人
平成22年 426人
人口 (住民基本台帳人口・各年3月末日時点 ※平成23年のみ2月末日時点)
平成21年 505人
平成22年 502人
平成23年 484人
平成24年 447人
平成25年 424人
面積 6.43 平方キロメートル(国土交通省国土地理院「市区町村面積調べ」(平成23年10月1日現在))
周囲 20.7 キロメートル(国土交通省河川局「海岸統計調査」(平成22年3月末日現在))
標高 101 メートル(七ツ森)
地理と気候
昭和54年に南三陸金華山国定公園に指定され、今日に到るまで大きな開発も行われず、ありのままの雄大な自然がそのまま残っている。
東北地方でも有数の透明度を誇る網地白浜海水浴場があり(平成25年度から再開予定)、さらに島の至る所に常緑樹のアオキ、トベラ、タブノキなどの常緑樹や棕櫚が自生していることから、南方系の穏やかな雰囲気を醸し出している。
渡り鳥や海鳥などの多種類の野鳥を観察できるフィールドとしても知名度は非常に高く、多くの愛鳥家も訪れている。
気候は、金華山沖での黒潮海流の影響を受け、温暖少雨で冬季間の降雪もほとんどなく、1年を通じ穏やかで過ごしやすい。
島内には、北西部の網地(あじ)地区と、南東部の長渡(ふたわたし)地区の2つの集落がある。
歴史
世界有数の好漁場を控え、沿岸・沖合漁業の島として発展した。
島内の網地浜からは縄文土器、長渡浜からは須恵器が出土している。
1739年、ロシアの探検隊が水深や緯度の測定を目的に網地島付近を滞在している間、網地島の人々との間で、歴史上初の日露交易が行われた。それを記念して島内には探検隊を派遣したベーリングの像が建てられる等、自然豊かな風景の中にも、歴史が感じられる場所がある。
主産業 水産業(沿岸漁船漁業、遠洋漁業、浅海養殖業等)
医療 医療法人が、廃校となった小学校校舎を利用し、「網小医院(あみしょういいん)」として診療所を運営。
島内交通機関 市民バスが運行され、島内外の人々の移動手段として利用されている。
東日本大震災の被害状況と復旧状況
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では震度6弱を観測し、大津波により大きな被害を受けた。沿岸部で全壊・半壊が数件、基幹産業である水産業の関連施設も壊滅的な被害を受けた。震災をきっかけに島を離れた島民も数多くいる。
離島航路については、平成23年3月24日に1日1便(1往復)での限定的な運航を再開。平成24年1月20日に通常ダイヤへ完全復旧。
平成23年7月に電気・水道が完全復旧。
網小医院
平成11年9月、栃木県の医療法人が、廃校となった網長小学校の校舎を利用し、「網小医院(あみしょういいん)」として診療所を開所しました。 診療科目は内科・外科・泌尿器科などで、CTスキャンやレントゲン、手術室もあり、栃木県の本院との連携態勢も整えられて、島の住民だけでなく、隣の田代島や本土から通院してくる人もいます。 平成14年には校舎の残りの部分を改築し、デイサービスセンター・高齢者生活福祉センターが併設され、平成22年からは網小医院の入院施設は介護老人保 健施設となり、『小規模介護老人保健施設 網小』に転換しました。また、災害時の対応として、平成24年に校庭跡地を防災ヘリポートとして整備し、緊急時に備えています。 平成15年に、文部科学省の「廃校リニューアル50選」にも選ばれており、全国の離島におけるモデルケースとして注目を集めています。 待合室は旧校長室を利用、歴代の校長やPTA会長の顔写真が並んでいます。
網地白浜海水浴場
石巻市内で一番人気の海水浴場です。 東北でも有数の透明度を誇る遠浅で波の静かな海水浴場は、子どもから若者、お年寄りまで、全ての年代の方から好評です。 海水浴期間中は、売店、シャワー、トイレもオープンし、白い砂浜はまさに南国ムード満点です。平成25年再開予定。(下記関連リンク)
島の楽校
自然環境に恵まれた網地島での合宿生活を通じて、心身ともに健全な児童生徒を育てる事を目的として、廃校となった中学校の校舎を全面改装して平成14年に開設しました。学校や一般団体での学習や研修を目的とした活動に利用されています。 施設の詳細情報や申込方法については、下記関連リンクをご覧ください。
ドミキ崎(ドワメキ崎)
雄大な太平洋と霊島「金華山」が一望できる絶好のビューポイントです。 (左)ドミキ(ドワメキ)崎から金華山を見渡せます。 (中左・中右)天気の良い日はまさに心が洗われるような気持ちになります。 (左)赤と白の灯台が目印です。
網地島スナップ集
「あじ島冒険楽校」 毎年夏に開催されている「あじ島冒険楽校」は、『島の夏休み』をコンセプトに、「昔の子供たち」(島のおじいちゃん,おばあちゃんたち)が先生となり, 「未来の大人たち」(島外から来た子供たち)に、島に昔から伝わる遊びを教えたりやシーカヤックの体験などを行う、網地島の人気イベントです。
お泊り
海の見える民宿や、豪華なお魚料理に出会える民宿など、都会のホテルや旅館とはひと味違った、のんびりとした島滞在を満喫してみませんか。 民宿の一覧・予約受付は、下記関連リンク 「石巻観光協会」をご覧ください。(一部観光協会に加盟していない宿もございます。)
(source)
網地島の概要
牡鹿半島の最西端、かつて世界有数の捕鯨基地であった鮎川港から海上約4kmに位置する網地島は、夏には多くの海水浴客で賑わう網地白浜海水浴場が開設され、日露史上初の交易地として知られる風光明媚な自然を満喫できる温暖な島です。 島の中央部には閉校した中学校を改修した野外活動施設「島の楽校」があり、各種活動メニューを用意しています。 また、同様に閉校した小学校を改修し、民間の医療法人が運営する病院と福祉施設を開設しており、医療・福祉面も充実しています。
人口 (国勢調査人口・各年10月1日時点)
平成 2年 1,021人
平成 7年 714人
平成12年 555人
平成17年 493人
平成22年 426人
人口 (住民基本台帳人口・各年3月末日時点 ※平成23年のみ2月末日時点)
平成21年 505人
平成22年 502人
平成23年 484人
平成24年 447人
平成25年 424人
面積 6.43 平方キロメートル(国土交通省国土地理院「市区町村面積調べ」(平成23年10月1日現在))
周囲 20.7 キロメートル(国土交通省河川局「海岸統計調査」(平成22年3月末日現在))
標高 101 メートル(七ツ森)
地理と気候
昭和54年に南三陸金華山国定公園に指定され、今日に到るまで大きな開発も行われず、ありのままの雄大な自然がそのまま残っている。
東北地方でも有数の透明度を誇る網地白浜海水浴場があり(平成25年度から再開予定)、さらに島の至る所に常緑樹のアオキ、トベラ、タブノキなどの常緑樹や棕櫚が自生していることから、南方系の穏やかな雰囲気を醸し出している。
渡り鳥や海鳥などの多種類の野鳥を観察できるフィールドとしても知名度は非常に高く、多くの愛鳥家も訪れている。
気候は、金華山沖での黒潮海流の影響を受け、温暖少雨で冬季間の降雪もほとんどなく、1年を通じ穏やかで過ごしやすい。
島内には、北西部の網地(あじ)地区と、南東部の長渡(ふたわたし)地区の2つの集落がある。
歴史
世界有数の好漁場を控え、沿岸・沖合漁業の島として発展した。
島内の網地浜からは縄文土器、長渡浜からは須恵器が出土している。
1739年、ロシアの探検隊が水深や緯度の測定を目的に網地島付近を滞在している間、網地島の人々との間で、歴史上初の日露交易が行われた。それを記念して島内には探検隊を派遣したベーリングの像が建てられる等、自然豊かな風景の中にも、歴史が感じられる場所がある。
主産業 水産業(沿岸漁船漁業、遠洋漁業、浅海養殖業等)
医療 医療法人が、廃校となった小学校校舎を利用し、「網小医院(あみしょういいん)」として診療所を運営。
島内交通機関 市民バスが運行され、島内外の人々の移動手段として利用されている。
東日本大震災の被害状況と復旧状況
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では震度6弱を観測し、大津波により大きな被害を受けた。沿岸部で全壊・半壊が数件、基幹産業である水産業の関連施設も壊滅的な被害を受けた。震災をきっかけに島を離れた島民も数多くいる。
離島航路については、平成23年3月24日に1日1便(1往復)での限定的な運航を再開。平成24年1月20日に通常ダイヤへ完全復旧。
平成23年7月に電気・水道が完全復旧。
網小医院
平成11年9月、栃木県の医療法人が、廃校となった網長小学校の校舎を利用し、「網小医院(あみしょういいん)」として診療所を開所しました。 診療科目は内科・外科・泌尿器科などで、CTスキャンやレントゲン、手術室もあり、栃木県の本院との連携態勢も整えられて、島の住民だけでなく、隣の田代島や本土から通院してくる人もいます。 平成14年には校舎の残りの部分を改築し、デイサービスセンター・高齢者生活福祉センターが併設され、平成22年からは網小医院の入院施設は介護老人保 健施設となり、『小規模介護老人保健施設 網小』に転換しました。また、災害時の対応として、平成24年に校庭跡地を防災ヘリポートとして整備し、緊急時に備えています。 平成15年に、文部科学省の「廃校リニューアル50選」にも選ばれており、全国の離島におけるモデルケースとして注目を集めています。 待合室は旧校長室を利用、歴代の校長やPTA会長の顔写真が並んでいます。
網地白浜海水浴場
石巻市内で一番人気の海水浴場です。 東北でも有数の透明度を誇る遠浅で波の静かな海水浴場は、子どもから若者、お年寄りまで、全ての年代の方から好評です。 海水浴期間中は、売店、シャワー、トイレもオープンし、白い砂浜はまさに南国ムード満点です。平成25年再開予定。(下記関連リンク)
島の楽校
自然環境に恵まれた網地島での合宿生活を通じて、心身ともに健全な児童生徒を育てる事を目的として、廃校となった中学校の校舎を全面改装して平成14年に開設しました。学校や一般団体での学習や研修を目的とした活動に利用されています。 施設の詳細情報や申込方法については、下記関連リンクをご覧ください。
ドミキ崎(ドワメキ崎)
雄大な太平洋と霊島「金華山」が一望できる絶好のビューポイントです。 (左)ドミキ(ドワメキ)崎から金華山を見渡せます。 (中左・中右)天気の良い日はまさに心が洗われるような気持ちになります。 (左)赤と白の灯台が目印です。
網地島スナップ集
「あじ島冒険楽校」 毎年夏に開催されている「あじ島冒険楽校」は、『島の夏休み』をコンセプトに、「昔の子供たち」(島のおじいちゃん,おばあちゃんたち)が先生となり, 「未来の大人たち」(島外から来た子供たち)に、島に昔から伝わる遊びを教えたりやシーカヤックの体験などを行う、網地島の人気イベントです。
お泊り
海の見える民宿や、豪華なお魚料理に出会える民宿など、都会のホテルや旅館とはひと味違った、のんびりとした島滞在を満喫してみませんか。 民宿の一覧・予約受付は、下記関連リンク 「石巻観光協会」をご覧ください。(一部観光協会に加盟していない宿もございます。)
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